[2022年2月15日]
ここ数年顕著になっているのですが,私立大学の節操ない追加合格に注意してください。
たとえば,昨日や今日あたりから関関同立の合格発表がどんどん行われます。
不合格の場合,すでに合格している産近甲龍あたりに入学手続きをすることになります。
それで,その後に恐怖の追加合格がやってくるのです。
立命館大学だと,今年は3月1日に発表されます。
それに合格したら,すでに納入した産近甲龍のお金がパア。
授業料は返金請求すれば返ってきますが,入学金25万円は没収です。
まあ,立命館に行けるんだからいいや・・・・
と思ってたら,
3月末に同志社大学からの追加合格が来たらどうします?
実は,立命館ではなく同志社が第一志望だったら?
まあ,ほとんどの人は,立命館に払ったお金を捨てて,第一志望の同志社に入学手続きしますね。
このように,追加合格でどんどん何十万円も消えていくのです。
このやりかた,絶対にダメだと思います。
世の中の心ある代議士の人とか,文科省の偉い人が動いてくれないかな?
あるいは,これ,大学業界が結託してやっている巨悪の可能性すらあるのです。
その消えた入学金は,結局は大学という業界にガッポガッポ入るのですよ。
だから,下位の大学から順に合格していく「しくみ」をつくれば,受験生は仕方なくどんどんお金を払ってくれます。
大学側からこのおいしい「しくみ」をやめるはずがないのです。
このところ,毎年はらわたが煮えくり返るほど怒ってるのですが,良い手立てがありません。
えーかっこばっかり言ってる維新の議員さん,この件なんとかしてみる気はないですかね?
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