[2022年3月22日]
柔道の全国小学生大会が廃止されるとか。
これ,全柔連のすごい英断だと思いますね。
オリンピックなどのように,ちゃんと組まないで勝利だけを目指す柔道は見ていても面白くない。
技をかけて,かけられて,柔道本来の面白さを,小学生が楽しめなくなっていることから,思い切って全国大会をなくすのです。
結果的に,その方が競技人口が増え,将来大人になったときの競技レベルも上がるはずです。
ちょうど今,甲子園で高校野球をやっていますが,勝利をめざすとともに,野球を楽しんでもらいたいですね。
勉強も,受験での合格のためにやっていると面白くないです。
本質的な面白さを存分に楽しんで,その先に受験でも使えるというのが理想でしょう。
大阪ではそうでもないので良いのですが,小学生が受験のために塾に行くのって好ましくはないですね。
東京あたりだと合格至上主義の塾がたくさんありそうで恐ろしいです。
ウチの塾は高校や大学の受験指導をしますが,それは合格至上主義とはちがった方向性です。
高校に行って,あるいは大学に行って,さらに面白い勉強ができるようにレベルを高くすることを「受験勉強」と称しているのです。
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