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尾崎塾
富田教室

[2022年3月30日]

阪大合格体験記2

阪大合格体験記のつづきです。

今回は阪大受験の直前指導と本番の様子です。

他塾と決定的に異なるのは,阪大レベルの過去問を英数国すべて見てトータルで合格点を取れるように考えられる点でしょう。

英語の先生は英語だけ,数学の先生は数学だけしか見ないので,誰も本人のトータルの力を把握できないのが普通です。

別次元のよい指導ができていると思うのですが,誰もほめてくれないので合格体験記で受益者本人に語ってもらうという趣向です。



【直前期過去問指導】
直前期過去問指導については添削だけでなく、一対一で1時間しっかりと指導していただけるところがこの塾のすごいところだと思います。
阪大人間科学部の試験科目は数学(数?除く)、国語(漢文除く)、英語でした。
数学については近年易化していたということもあって解ける問題が多かったのですが、細かい途中の記述については自分で採点していたら見逃していただろうなというところまで添削してもらうことができたのがありがたかったです。
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国語については時間が足りないことが多かったですが、現代文でかなり的確な解答を作れていたと思います。講座で教えてもらった方法を使っていたので、解説してもらいながら塾長と同じところに着目して解答できているところがあるとその技術が自分のものになってきているんだなと実感することができました。しかし同時に、自分が着目できていないところを指摘されることもあり、まだまだ頑張らないといけないんだなという実感も湧きました。阪大の現代文はすべて記述であり、文章量も多いため、慣れていないと解くのは困難だと思いますが、5年分しっかりと演習し添削していただいたことで形式に慣れることができたと思います。
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英語もかなり時間が足りない科目で、英文解釈、長文読解、自由英作、和文英訳のすべてを90分でこなさなければいけないため、特に英文解釈や自由英作は焦って内容が薄くなったり、てきとうになってしまうことがありました。しかし、その内容がどれほど重要かということを教えてもらうとともに、内容をどのように書くのかというところまで指導してもらえたことで解答の質を高めることができたと思います。
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【阪大受験本番】
阪大受験のときは、共通テストや併願の同志社大学の一般入試を乗り越えたあとだったということもあり、あまり緊張しませんでした。
1時間目の数学は近年易化していましたが、急に難化することもあるかもしれないと身構えていました。しかし問題を開くと基礎的な問題ばかりだったため、落ち着いてスタートを切ることができました。大問3問のうち第2問だけ他の2問よりは難しい印象でしたが、数学講座で学んだ、実践してみるという方法を使ったため落ち着いたまま解き進めることができたと思います。
2時間目の英語では自由英作が毎年70字だったのが80字になっていたのと、解答欄が恐ろしいくらい小さいということはありましたが、それ以外はいつも通りでした。2月の間に5年分の過去問(+過去問20カ年分を買ってさらに5年分以上解いていた)ということもあり、時間配分も落ち着いて行うことができました。ただ、毎回なんとか書けていた和文英訳2問のうち、1問だけ書ききることができなかったのですが、それも共通テストのときと同じくみんな書けていないだろう!と思って気持ちを切り替えました。
3時間目の国語は、普段から時間が足りなかったことから、全て解ききるつもりではなくとにかく的確に解こうという気持ちで挑みました。しかし、やはり時間が足りないというのが焦りを生んでしまったのか、少し納得できない解答を作ってしまったところもありました。ただ、焦ったことでいつもは全部は埋まらなかった現代文の解答欄が全て埋まったため結果的には良かったのかもしれません。
古文は読みやすいものだったのですが、古文よりも得意な現代文を考えるほうが得策だと思い、2回ほど読んでわからなかった問題は何問か飛ばしました。時間が足りないものについては取捨選択も必要だと思います。


今合格体験記を書きながら思うことは、本当にこの塾に出会えて良かったということです。
この塾に通っていなければ、選んでいた進路も違っていたでしょうし、他の塾に通っている友人の話を聞いているとここの塾でしかこんなことはしてくれないのか!という驚きがたくさんあります。
また、体が弱いことについてもたくさんご迷惑をおかけしましたが、最後まで理解してくださったことに感謝します。
自分の実力をここまで把握してくれて、ここまで伸ばしてくれる塾はほかを探してもここだけだと思います。本当に約3年の間ありがとうございました!


(どう立売堀まして!)




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