[2022年4月11日]
公立高校として,茨木,春日丘,千里を比較してみます。
過去10年,これら3校の京阪神3大学+東大の数を表にしてみました。
やはり茨木が他の2校を大きく引き離しています。
グラフだとこんな感じ
ただ,昨日の関倉VS追手門や青凌に比べて,その差は妥当なのかもしれません。
たとえば関倉と追手門のVもし偏差値は5程度の差です。
一方,茨木と春日丘の差も5程度です。
そう考えると,私立の差が大きすぎることがわかると思います。
さて,春日丘と千里ですが,細かく見るとこの10年で変化があります。
10年前は千里の方が春日丘より上位3大学+東大が多かったのに,4〜5年前から逆転しています。
春日丘高校の人気が非常に高くなってきた分,上位者も多く入学しているのでしょう。
一方,千里高校がダメになったかというと,実はそうでもないのです。
今年,ちょっと異変がありまして,春日丘の大阪公立大学合格者が異常に多く47名もいます。
原因はよくわかりません。
ただ,今年のその異常をのぞけば,過去10年,ずーっと大阪府立大と大阪市立大を含めた合格数は千里が断然多いのです。
しかも,卒生の数は千里の方が少ないので,入学して,最低でも大阪公立大にということであれば,千里の方が確率が高いといえそうです。
これは,学校の特色によるもので,千里は総合科学と国際文化の2コースがあり,得意科目を伸ばせるという面があるのかもしれません。
国公立大に通用する得意科目があると,合格可能性が高まります。
茨木高校は,今年残念なことがありました。
阪大合格数日本一,いや世界一を誇っていたのに,今年は陥落。
さらに,京大や神大も減っているので,学習面では近年になくダメな年でした。
多くが浪人して,来年の合格数に乗っかるかどうかが注目?
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