[2022年4月17日]
結局のところ,今回の共通テスト数学?Aで点数を取れるかどうかが,入試で合格できるかどうかの分岐点でもあります。
単に,その点数が取れたかどうかではなく,試験時間の使い方で大きく差がつくからです。
うまく時間を使う人と,そうでない人で合否が分かれると言っても過言ではないのです。
実際,以前紹介した神戸大合格者の体験にもこう書いてありました。
「数学は無理に完答しようとせず、各題前半の小問を確実に正答できるように意識しました。」
「理科は2科目合わせて120分、物理はほとんど記述式、化学は比較的問題数が多い、という特徴から様々な時間配分を試して練習していました。過去問の指導ごとに尾崎先生にもアドバイスしていただきながら時間配分の改善をしていきました。
本番で時間配分が上手くいくかどうかが重要だと先生がおっしゃっていたので、残りの過去問2年分も用意していただき、直前まで時間配分の練習を続けました。」
ウチの塾で指導を受けるメリットがここに現れているのです。
問題の解き方などは,学校でもどの塾でも,ちゃんと教えられる先生は山ほどいるのです。
ところが,時間の使い方という観点でちゃんと指導している例はおどろくほど少ないと思います。
せっかくその科目の問題を解く力をつけても,やはり入試と言うのは満点を取る選手権ではないのです。
いかに,他の人より多く取るか。
合格最低点を取る人か,それ以上になることが最優先になります。
じゃあ,試験時間内にするべきことはただ一つ。
1点でも多くもらって帰る。
それだけですね。
ウチの塾の授業では,各科目のアプローチの仕方から特徴がありますが,試験時間内に何をすべきかから逆算しての指導なのです。
それを自分のモノにした生徒は,やはり合格可能性が高くなります。
全く別の生徒で,京都府立大学の推薦入試で合格した例では,最初に「時間が全く足りません」と泣きついてきたのです。
その入試は小論文。
長文の国語の試験みたいな論文と自分の意見の論述に加えて,図表データの読み取りと考察でした。
そりゃ,やるべきことがわかってないと,無駄に時間ばかりかかって時間が足りなくなるでしょう。
その生徒も,指導していく中で,何に何分かけて,何をするかを明確にしてあげたので,みごとに合格してきました。
そういう時間配分の指導が,実は最も重要なのに,その指導をしてくれる場所は世の中にあまりありません。
名のある大きな塾や予備校に行くのもよいですが,実践的な内容を学べる小さな塾にしかできない指導もあるのだという宣伝でした。
※どんな内容か具体的に知りたい学校の先生や他塾の先生がおられましたら4月29日にセミナーを実施します。
よろしければどうぞ。
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