[2022年4月19日]
政府の教育未来創造会議ってのがあるが,いらない提言だけやって何も創造できずに終わるでしょうね。
ウチの塾の根本にあるのは,「教育は明るい未来のためにある」という理念。
逆に未来の暗雲を連想してしまいます。
理由は,教育についてわかっている人が会議をするのではなさそうだから。
構成員は大臣の他,次のような者とのこと。
「我が国の未来を担う人材の育成に関し優れた識見を有する者のうちから内閣総理大臣が指名する者」
どの有識者会議もそうですが,誰が連れて来てん?というメンバーばかり。
おかしなウイルス対策も,すべておかしな自称専門家が行っています。
「優れた識見を有する者」を誰がどう判断するのか。
文科省にそれを判断する能力はないし,総理が直接人選するわけでもない。
そもそも,総理に教育に関する優れた識見があるとは思えない。
で,実際のメンバーを見たら,私立大学関係の人がたくさん混ざっている。
先日も,私立大の4割が定員割れなどというニュースが流れたばかりだ。
どうやっても私立大救済に向けての話に流れて行くでしょう。
たいした教育をやらない私立大に無駄なお金をかける方向に行かないよう,祈るばかりだ。
デジタル化,脱炭素化というのが最初に掲げられてしまったのも最悪。
デジタル庁の体たらくを見ても明らかなように,この国にデジタル化を主導する能力がない。
脱炭素化って,明るい未来の話ですか?
何かを燃やして二酸化炭素と水にするのが最もエネルギー効率がよいのです。
自然に逆らう,無駄なエネルギーを使う方向が明るい未来につながるとは思えません。
そもそも地球温暖化が悪いことと決めつける頭の固い人間をなんとかしましょう。
効率よくエネルギーを得ると二酸化炭素が出ます。
その温室効果で気温が上がるかどうかも議論があるし,もし気温が上がってもその状況をうまく利用する社会を構築すればよい。
脱炭素化しなくてよい方策を考えられるかしこい人材を育成するのが,明るい未来への教育なのです。
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