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尾崎塾
富田教室

[2022年5月18日]

学校教育がうまくいかない根本原理

全国の学力検査によって,中3生徒の47%が英検3級程度=目標とされる学力だったとか。

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要するに,せめて50%の生徒が目標達成して欲しいのに,それにも届いていないという話。

まあ,そもそも中学校の英語教員自体の学力が高くないので,そういう教員が教えてもたいして学力が高くならないということかも。


そして,目標に到達していない半数以上の生徒が高校に進学したとして,その生徒は高校の授業についていけるの?

これは英語に限らないが,高校の教育内容は,どういうわけか中学内容はすべてマスターしている前提で進んでいく。

だから,根本的に無理があるのだ。

半数以上の生徒は,その前提学力に達していないのだから,中学の内容をまずは高1でマスターしないといけない。

そういった,原理的な不具合が,今度は中学に入った時点で起こっている。

小学校で英語をやったという前提で,中学1年生の英語の教科書が書かれているのだ。

これで,ますます英語の授業が難しくなる。

よほど能力の高い教員を配置しない限り,学校教育はうまく機能しないということが今後も継続することになる。






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