[2022年5月25日]
大阪大学が新課程の入試科目を発表しました。
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阪大令和7年度入試科目
新課程の大学入試とは,今の高校1年生が受験するときからの入試です。
新課程で見た目の大きな変化は,地歴公民でしょう。
「歴史総合」や「公共」が新設されて,その扱いが注目されていました。
結論から言うと,どちらも受験科目として使われることになります。
たとえば,日本史を入試で使う場合,「歴史総合」+「日本史探究」という内容からの出題となります。
また,共通テストで倫理や政経といった科目を使う場合に,必ず「公共」もくっつけるということです。
まあ,いずれにしても,地歴に関しては,今までどおりの出題内容になりそうです。
公共についても,現代社会に毛が生えたようなもので,あまり警戒しなくてもよいでしょう。
また,今まで数学Bに数列とベクトルがありましたが,新課程では数学Cにベクトルが移動しました。
ところが,文系生徒には数学Bの数列と数学Cのベクトルを課すとなっており,これも今までの出題範囲と変化はありません。
結局,一番大きな変化は,共通テストで「情報?」が入ってくることなのかもしれませんね。
京都大学や神戸大学はまだ発表していませんが,おそらく似たようなことになるのでは?
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