[2022年6月4日]
本日は土曜日ということで,特別講座の現代文と英語を実施しました。
学校のテキストは,もちろん文科省の検定教科書です。
これは,おそらく世の中で最もよい教材なのです。
ただ,そのすばらしい教材のエキスを余すところなく引き出して解説できるかどうかは,先生の力量によって差が出ます。
大手塾や予備校のテキストは,その塾や予備校の大先生がつくったものですから,つくった先生が教えやすいようにつくられています。
逆に言うと,つくった先生でない先生が使うと使いにくかったりします。
私などは某S台予備学校で教えていたのですが,テキストは別の大先生がつくっていました。
まあ,使いにくかったですね。
しかも,答が間違ってるのを指摘してあげたのに訂正してくれなかったりしたので,あきれて辞めましたけど・・・
さて,ウチの塾のような小さな塾は,売られているテキストを使わせてもらうことになります。
現代文はおかしなことになっていて,ほとんど編者の解説と違ったことを言ってますね。
それで,英語ですが,このテキストはよくできていて,ほぼ編者の伝えたい内容が伝われば,それなりに力がつくように思います。
ただ,このテキストも講義する人の力量が必要です。
今日のこの英文を,ちゃんと解説できている講師はどれくらいいるのでしょうね?
Bill is taking a bath.
ビルは風呂に入っています。
このように表面だけなぞった訳を言うだけでは授業したことになりませんよね。
授業受けてくれた生徒はそれがよくわかったと思います。
訳せるというのはどういうことか。
それをテーマにやっています。
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