[2022年6月15日]
夏期講習の中学向け案内に載せているように,過去の中学3年生は夏に偏差値が4〜5程度アップする。
案内書と別の年度の例
重要なのは,偏差値が60の生徒も40の生徒も伸びている点。
(稀に伸びずに下がる人がいますが,模試の特性上そういう場合もある)
実は,普通に夏を過ごせば,偏差値の高い人はさらに学力がアップし,低い人はもっと差をつけられてしまう。
講習のコンセプトにも書いたが,単純に勉強時間が多い者が高学力とすれば,夏にはもっとやるわけ。
勉強時間が少ない人は,少し増やしても全然足りない。
高学力者は3時間の勉強時間を2倍の6時間にして夏を過ごす。
低学力者は30分の勉強時間を1.5倍の45分に増やすのだ。
で,ウチの塾の夏期講習に参加すれば,嫌でも9時間やるのだから,なんとかなったりする。
ただ,見落としてはいけないのは,低学力者ほど,演習時間に対して演習量が絶望的に少ないこと。
高学力者は1時間に10問解くとする。
6時間で60問解くことができる。
低学力者は1時間で2問しか解けない。
9時間やったとしても18問だ。
というわけで,すでについた学力差の挽回はなかなか厳しいことになる。
ただ,やはり膨大な時間をかけると偏差値40の生徒が60にはならないにしても45とか50にまで挽回は可能ということだ。
※昨年の例
中学生は満点取るまで理社テスト
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