[2022年7月1日]
今春実施された大学入学共通テストで,数学が難しかったと話題になった。
それで,大学入試センターの外部評価が出たのだが,
難易度的には「あまり適切でない」という見出し。
これ,朝日新聞の記事です。
この手の見出しには気をつけてください。
とにかく朝日系の報道は,政治や公機関のアラを見つけて報じることしか考えていません。
発言や文書の一部を切り取って,本来の文脈と真逆のイメージを持たせる見出しを書いたりしますからね。
今回は,大学入試センターという,半ば公機関の「失態」のようなイメージを持たせるための記事でしょう。
「適切でない問題を出した」ということになりますからね。
マスゴミの見出しはいつも「あまり適切ではない」のです。
このブログでも少し書きましたが,問題の一つ一つは良問と言ってよいものが並んでいます。
ただ,制限時間内に全部解くのが難しいというのが実際のところなのです。
解答時間の設定があまり適切でなかったということなので,次年度には少し時間の余裕を持たせた出題になるとは思います。
ただ,この外部評価は,高等学校の先生方が行ったものです。
その人選が気になりますね。
本当に公平な立場で評価できる人っているのでしょうか?
普通に考えて,「オレは評価委員やってるんだぞ」って自慢できそうです。
それに,謝金もまあまあ出るはずです。
また来年も委員にしてもらいたいですよね。
あまり辛口のコメントだと,来年使ってもらえないかも。
ちょっと手加減して,良い問題だったと書いておこうという人がいてもおかしくないです。
そういう目で実際の報告書を読んでみてください。
↓
数学の外部評価
ちょっと,評価が甘いように思えてきます。
本当に適切でないのは出題内容ではなく,評価委員の人選かもしれません。
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