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尾崎塾
富田教室

[2022年7月15日]

昔も今も変わらない

地質学の言葉に「現在は過去の鍵である」というのがある。

ようするに,過去に起こったことは現在に起こってることと同じという話。

今のウイルスでさわいでるのも,過去に何度も経験していて,何もしないうちに収束してきたものだ。

昔から,「悪い風邪」と呼ばれていたものが流行っているだけだ。

何をバカさわぎしてるのだろうか。

PCR検査が出現して,消長が可視化されるようになったにすぎない。

無駄に検査して,その陽性者数を数えるから右往左往するのである。


最近,気象学で「線状降水帯」が予報されるようになった。

本日,初の予測が出た。

img1
九州あたりで豪雨予想。

それで,線状降水帯がみごとにできれば的中だ。

想定される的中率は25%程度。

そりゃ,4回に1回ぐらい当たるで。


ウイルスと似た話で,線状降水帯も今にはじまったものではない。

昔から「集中豪雨」と呼ばれており,梅雨末期の豪雨はほとんどコレだ。

レーダーの解像度が増したので,その降雨地域が線状に可視化されるようになったにすぎない。

ぜんぶ大雨警報でよいのだ。

警報が出たら避難を考えるというように単純な方が命が助かる気がする。


テレビを見ているとウンザリするのが「こんなの初めてです」というインタビュー。

自然の現象はあなたの知らないところで何度も繰り返されているし,今後も繰り返されるという単純な話なのだ。


ちなみに,現在は典型的な梅雨末期の様相だ。
以前書いたように,梅雨はしかるべき時期=この時期に末期になり,そのうち明けます。
以前の気象庁が梅雨明けと言ったのは全くトンチンカンで,私の言った通りになっていることをご確認ください。




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