[2022年8月14日]
ウチの塾にせっかく来てくれているのだから,他では得られないことを身につけてもらおうと考えている。
ウチの塾では学校の数学の先生と逆のことを言ってるかもしれないが,正しく自分で考えるとそういうことになる。
きっとそれが正しいのだが,学校の先生が正しいという先入観が邪魔をして正しい考え方が身に付かないのが世間の生徒たち。
問題集の解答が正しいと思い込んでいるから,おかしな解説を読んでも気づかない。
正しい考え方をして,問題集の解説がおかしいことに気づかないといけない。
学校や出版物の「権威」に負けてしまっている生徒が多いのは仕方ないのではあるが,せめてウチの塾では何が正しいかを考える手法を身につけてほしい。
そういったことを実践するのに,実は受験勉強は最適だったりする。
学校の先生が言ったとおりにやっても得点できないかもしれないが,本当に正しいことをすれば得点になる。
それが入試というものだ。
学校の先生が「理由を述べよ」と問うたら「〇〇だから」というように「から」がないと×するような例がある。
そういう形式で点差はつかず,入試では理由が正しいかどうかで採点されるので,正しい答を考えることが大切。
学校の先生が「増減表を書いて,それをもとにしてグラフをかけ」と指導しても,べつに増減表を書かずにグラフを書いてかまわない。
現代文の答などは最たるもので,およそ学校の先生方や問題集執筆者には正答を指導する力量がないのだと心得ておくべき。
(理由はウチの塾の現代文の授業を受けると笑えるほどよくわかる)
自分の頭で正しく考える力をつける。
その力は受験のみならず,今後の人生でどこでも使える武器になる。
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