[2022年8月24日]
とある田舎でいただいたプリンスメロン。
今までプリンスメロンは食べたことあるが,こんなにメロンの香りが強いのは初めてだ。
これを作った人は,いわばスーパーマンで,このような農作物は作るし,シカやイノシシは捕るし,アユも捕まえる。
そのへんの地面を指さして,「このキノコ食べられるで」とか。
自宅でとれた「ハチミツ」をくれたりとか。
何でもできる!
このような田舎の農村に暮らす人は,自分たちで食べるものを手に入れることができるので最強だ。
それで,おそらく,その人はいつもメロンを作っているわけでなく,試しに作ってみたという感覚なのだ。
でも,その辺で売ってるモノよりはるかに品質がよい。
逆に,我々のように都会育ちの人が作ったプリンスメロンを見せてもらったら,まあ,小さいこと・・・
うまく作れないのだ。
農村で生まれ育った人は,適当にやってもうまくいく。
他の例だと,料理などもそうではないか。
一流のシェフが我々の家に来て,そこであり合わせの料理を作るとしても,超絶に美味しいものを作ってしまいそう。
我々のように最も得意な料理がレトルトのカレーというような者は全く歯が立たない。
いくら良い食材を用意して,3日くらいユーチューブで作り方を勉強しても全くダメなのだ。
フレンチのシェフが中華料理や日本料理を作ってもちゃんとできるだろう。
今述べた農作物も料理も,全く想像でしかないが,たぶんそうだろう。
どうして想像できるかというと,教育も同じだと思うから。
人をつくるのを野菜作りにたとえる人もいるくらいだし。
そもそも,人は育つ能力があるわけで,それをいかにサポートするかが腕のみせどころ。
それで,ちゃんと教育というものがわかってくると,英語であろうが数学であろうが,どの科目でも教えられるわけ。
ウチの塾のように,全科目それなりに指導できるところは少ないのだが,多くの指導者は複数科目の指導が可能なはず。
逆に,1科目でさえ教えるのがしんどい講師は,そもそも我々が料亭で働くようなもので,足手まといにしかならない。
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