[2022年10月8日]
大学入学共通テストで情報という科目が使用されることは決まっているが,学校での授業がピンチなようで,
教える教員がそもそもいないのだ。
ちゃんと教える教員を充足させて,もちろんパソコンなどの機器もそろえてから導入すればいいのに,先に情報教育を重視することだけ決まってしまった。
あわてて機械の導入は進めたこともあって広島の談合のようなことが起こったわけだ。
機械があっても,それを教える先生を確保していないのでは授業ができない。
そういうコンピュータを使う以前の計算もできないのが文科省だったりする。
同じようなことが小学校の英語教育にも言える。
小学校教員に英語を教える能力がないのに,英語教育をやることだけ決めてしまった。
その結果何が起こったかというと,中学校での英語教育に大混乱が生じている。
中学校の教科書は,小学校で英語を習っていることが前提になってしまったのだ。
なのに,実際は習ったといってもままごと遊び程度の英語。
単語も覚えてないし,文法など何も知らない。
以前の中学校ならABCの書き方から丁寧に教えはじめたので,中1の最初のテストならみんな80点以上取れたのだ。
ところが,今は最初のテストで80点の者もいれば10点の者もいいる。
基礎基本を教えてもらえなくなったから。
頼むから,文科省はいらんこと考えずに予算をもらってくることに専心して欲しい。
お金があれば,優秀な教員を雇えるので,その人たちがもっとまともな教育を考えてやってくれるから。
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