尾崎塾
富田教室

[2022年10月10日]

めんどうな話

今日の中学３年生にはめんどくさいことばかり言いました。

それをめんどうでも頑張ってやるかどうか。


数学では，いちいち丁寧にグラフをかいて座標を確認することをやりました。

そうやって，きっちりと視覚化することで答が見えるのですが，それをいちいちやるのはめんどうです。


英語では，関係代名詞の使われている文を，いちいちバラバラにして，それをまた１つの文にもどすことをやりました。

いつもそれをやっていると，必ずできるようになります。

けど，誰もいちいちそれをやらないのです。

だって，めんどくさいから。


化学の授業では，とりあえず元素記号や原子量を順番に覚えることをおススメしましたね。

水兵リーベ僕の船♪

これをいちいち覚えるのって，かなりめんどうです。

きっちり覚えている中学生は少ないと思います。

けど，めんどうでも何度もそれを書いて覚えておくと，どうせ高校でも必要な知識なので後で楽ができるのです。


めんどうだから今やらないというのは，ホンモノのアホになる素質がありますよ。

賢い人は，あとでめんどうなことにならないように，そしてあとで楽ができるように，先にめんどうなことをやっておくのです。

掛け算の九九が好例です。

あれをめんどうでも暗記しているから，その後の計算ですごく時間の短縮ができます。

九九を覚えていないと，それこそ入れる学校がなくて困るぐらいでしょう。

九九ができなくてよい仕事もなかなか見つからず，人生がかなりめんどうなことになりますよ。




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