[2022年10月26日]
文科省がまたいらんことしそうですね。
中学校の先生が書く内申書が,高校入試でどう使われるか不透明なので明確化させようということらしい。
いや,不透明だから意味があるんやけどなぁ・・・
よくあるイメージですが,部活やってないと内申書に悪く書かれるとか。
途中退部もダメだとか。
部活でなくても,先生が気に入らない生徒は不利になるように書かれるという「恐怖心」がありそうです。
そう,その恐怖心こそが中学校の先生が欲しいものであって,それがなくなったら意味がない。
中学校には様々な先生がいて,いわゆる指導力のない先生がたくさんいます。
そんな先生の言うことを誰も聞かないのです。普通はね。
ところが,そんな先生でも,先生に逆らうと内申書に悪い生徒だと書かれてしまうかもしれない。
そんな進路に不利になるようなリスクを負ってまで先生に逆らう必要はありません。
だから,どんな先生の前でもいい子に振る舞うというのが内申書の最大の意味です。
それを,学業の点数以外は入試の評価に一切関係ないということを明確にしてしまうと困るのですよ。
これ,日本全国の実態を把握して公開するのでしょう。
すると,全国で学級崩壊的な事例が急増するというわけですね。
まあ,そもそも指導力のない先生がたくさんいるのが間違っているわけで,教員をちゃんと養成するきっかけにはなるかもしれません。
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