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尾崎塾
富田教室

[2022年11月24日]

視覚化する

火曜に物理の演習をしましたが,問題を解くのに必要なのは数式ではありません。

その現象を理解して「見ればわかる」ように図示することが必要なのです。


波動で,波の式が出てくると全く何もできない人がいます。

おそらく例外なく,図がイメージできていません。

img2

図を数式化したのが波の式なのであって,いきなり波の式で答を出すのではありません。


電気回路は,図が与えられますが,回路図は「平面図」のようなものです。

立体的な「高さ」に相当する「電位」が見えるように,各自で「断面図」を描かないとダメなのです。
img1
立体図を見ると,はじめて自己誘導の逆向き誘導起電力の意味がわかったと思います。


そういうヒントとなるような授業をしているのですが,あとは実際に自分で図を描いて考える習慣をつけることです。

コツコツと地味な作業で基盤=「図」をつくって,その上に「得点」という建物が立つのです。





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