[2022年11月27日]
ウチの塾のような個人塾は,良くも悪くも塾長次第です。
世の中には,すばらしい塾長さんがたくさんおられるのは存じています。
しかし,尾崎塾の塾長(私ですが)のような経歴を持つ人は,おそらく他にほぼいないと思います。(自社調べ)
自分で言うのもアレですが,他人が言ってくれないので言うと,受験業界の表も裏も知り尽くしているという形容があてはまるかもです。
単純に,学校教員をやめて塾を開いた人って,意外に少ないのです。
理由はカンタンで,学校教員の方が楽で給料が高いから,やろうと思う人が少ない。
しかも,実際にやってみると成功しないので,ほぼ生存率ゼロになる。
表と裏の話で言うと,塾から見た学校が表とすると,学校から見た塾が裏。
(もちろん表と裏はどっちでもよい)
その両方ができるのは,私のようなレアケースのみ。
さらに,懇意にしている中高大の先生方も多く,普通は入手できない情報も見聞きしている。
学校や塾から見た親御さんが表とすると,親御さんから見た学校や塾が裏。
私にも子がいてすでに成人しており,その両方を経験している。
この程度の表裏は,もしも学校教員→塾という経歴の人がいれば数人は現存しているかもしれない。
ところが,ここから先はほぼ誰もいない領域でして,
たとえば,駿台の講師をやっていたので,最大手の予備校がどういうものか把握している。
学校や塾から駿台を見ると,それは高校野球の監督がプロ野球を見るような感覚で,異次元の神を見るような感じかも。
ところが,実際にそちらで勤務していると,実際の様子がよくわかる。
まあ,たしかにそのへんの学校教員とか塾とはいろんな意味で違っています。
ブロードバンド予備校の講師もやっているので,映像授業の配信する側のこともわかっている。
ベネッセの教材執筆もやっていて,受験用教材をどのように作成しているかの内実を把握している。
Z会の添削指導をやって,優秀添削者賞をいただいたことがある。
添削指導する側の内実も知っているし,実際に生徒がどのような答案を提出してくるか知っているわけです。
さらに,いわゆる赤本の解答解説の執筆もやっている。
出版社のいろんな事情もわかるし,解答解説がどのように作られるかを知っているからこそ,いろいろ言えることがある。
このように受験業界の表も裏も,斜め横の教材という観点からも,全方位から把握できる経歴を持つ人が他にいたらご紹介ください。
過去ブログで,いろんな批判めいたことを「えらそうに」書いていると思われるでしょうが,えらいとは思っていなくて,真実を書いているだけです。
そういう広い知見を基にして,現状最も生徒にとって有効なシステムがウチの塾の形態となっています。
もちろん,日々改善もしており,数年前の卒塾生には申し訳ないといつも思って運営しています。
最も有効というのは,実際には費用対効果という話になります。
あらゆる業界の実際を把握しているので,その教育にコストがいくらかかるかという相場がわかっているのです。
そして,その相場からすると,「その内容をこの価格で買えるならめっちゃお得やん」という形態なのです。
実際,先日医学部志望の生徒に話したのですが,本気で医学部めざす予備校なら年間に500〜700万円は必要ですね。
おそらく,ウチの塾だと,120万円もあればその内容に近いものが提供できると思います。
科目によっては,医学部専門塾より優位な内容も提供できますしね。
それくらい,お得な塾だと自負はしています。
ただ,過去には阪大や京大にもたくさん合格してますし,高校だと茨木,豊中,春日丘などには多く合格しているものの,別に上位者向けの塾をやっているのではありません。
上位者には上位者に合った内容を与えるだけです。
中位下位の生徒にはそのレベルに合った内容を与えて最大限に伸びるようにしています。
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