[2022年12月17日]
今日の英語の授業では,英単語についていろいろ話しました。
特に,単語集の使い方ですね。
世の中には多くの単語集が出ています。
そのたいていは1500語〜2000語ぐらい載ってるのが多い。
ですが,最も重要なのはその半分かそれより少なくてよいのです。
よく出てくるものを「完璧」にしてください。
その上で,単語集には特徴があるので,それを生かして覚えることも重要です。
わりかし定番のシス単は,ミニマルフレーズを覚えるのが重要。
単語とそれに付随するフレーズごと覚えるのです。
すると,自動詞や他動詞,前置詞や言葉のニュアンスもすべて頭に入ります。
竹岡先生のLEAPもいいですよね。
竹岡先生得意の,言葉をパーツに分けて理解するということが随所に書かれています。
pro(前方)+fit(作る)でprofitの意味をなんとなくイメージするとか。
数研出版なので,学校専用の教材があるようですが,塾では使えないのが痛い。
最近新たに発売されたのがZ−KAIの英単語クリティカル+
これは英単語の入った例文が載っていますので,それを活用するのがよさそうです。
たとえば本をテヤーっと引き裂いてるイメージが浮かびますか(笑)
あと,派生語や関連語を覚えやすく作ってありますね。
その他,手持ちの単語集,何でもいいですから,正しく使いましょう。
基本的な「正しい使い方」は,単語集を覚えないこと。
ん?
意味わからん?
そう,単語集の単語を1から覚えていくのではないのですよ。
学校の教科書や,やっている教材で出てきた単語を単語集で参照してみるのがよいのです。
これ,辞書代わりに使うのとは意味が違いますからね。
辞書はマメに引いてください。
それとは別に単語集にどのように掲載されているかをチェックしていくのです。
参照したら印つけとくのね。
たとえば,シス単だと,最初の頻出Stage1の単語など,あっという間に全部に印がつきます。
いや,逆に,すぐに印が付き終わらないようだと,英語の勉強してなさすぎです。
で,印のついている単語を全部確認するのに便利なツールとして,単語集を使うのです。
単語集で覚えるのでなく,覚えた単語を効率よく確認するのが単語集。
そう思ってなかった人は発想の転換をしてくださいね。
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