[2023年1月18日]
今日から共通テストを元にした合格判定システムが動きだします。
それを見て一喜一憂したり,志望校を変更したりすると思いますが,まあ,お好きにどーぞって感じですね。
いつも書いていますが,あのシステムをちゃんと判断基準に使える学校教員はめったにいません。
ましてや,各生徒さんや親御さんが見ても「判定」を「鵜呑み」にすることしかできないでしょう。
合格可能性を知る目安は,昨年の合否分布です。
それを元にして考えます。
たとえば,昨年の共通テスト自己採点結果と合否分布が上図のようだったとします。
合格者と不合格者の人数比が1:1のところがボーダーラインです。
それより上がC判定
合格者:不合格者が4:1のところより上がA判定(80%以上)です。
同様に合格者:不合格者=1:4より下はE判定(20%以下)です。
さて,今年も昨年と同じような分布ならある程度の合否予測ができるかもしれません。
しかし,たいていは,年によって倍率も違うし学力分布も変化します。
そもそも,昨年のデータがそろっている学部学科より,数名しかデータのない学部学科の方が多いでしょう。
なのに,どの学部学科にもちゃんと判定が出るシステムになっています。
すごいですね!
判定を鵜呑みにせずに,ちゃんと考えて合格可能性をさぐりましょうというのがウチの塾の進路指導です。
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