[2023年2月9日]
トルコで大きな地震があって,大勢が亡くなっています。
まず,最初の報道でびっくりしたのが,
「トルコで地震がありました。この地震による津波の心配はありません」
みたいなこと言ってた。
これまでも,トルコって内陸の地震で大きな被害が出てきたが,今回も内陸。
内陸の地震でほぼ津波は考えなくてよいでしょう。
ってか,日本でトルコからの津波の心配する人いる?
まあ,チリあたりが震源だと太平洋を横断してくるけど・・・
今回の報道で津波についてのコメントは不要だろう。
それと,これは毎度のことだが,死者がどんどん増えていく。
10名死亡→100名死亡→500名→1000名→
今日だと1万人越えている。
こんなの,最初から数千人以上死ぬだろうと想像がつくのだから,多数の死者が出ている可能性について報道すべきだろう。
最初の数名の死者報道で,多くの人が「たいしたことない」と思ってしまうのが怖い。
で,1万人以上亡くなる地震があったことは,非常に大きなニュースだと思うのだが,日本ではよくわからん4人の帰国報道ばかり。
地震災害に関する報道をもっとまじめにやっていけば,次の災害に備える基盤が造られていくのに。
真面目に考えれば,政府の対応をもっと批判してもよい。
被災地に多額の見舞い金を送るのは,本当はやらない方がよい。
そんなお金があったのなら,事前に防災の支援をしてあげたらよかったのだ。
いつも思うが,中東や中国の地震で多数の死者が出るのは,耐震構造の家に住んでいないからだ。
そういう技術を支援しておけば,もっと死者は少なかったはず。
病気になってから多額の治療費や手術代を払うよりも,普段から健康のためにお金をかけておく方がいいに決まってる。
病気になって治すより,病気にならないようにするのがよいのだ。
地震が起こって多数の死者が出て見舞金を出すより,もっと少ない金額で死者を減らすことができたはず。
これは,海外支援もそうだし,国内の防災にも言える。
もっと日ごろからまじめに考えておくべきことなのだ。
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