[2023年2月22日]
H3ロケットが打ちあがる前にストップした件。
どこかの記事で「打ち上げ失敗」と出たので,えらいこっちゃと思ったが,ちゃんと見たら「打ち上げ中止」だった。
そのどこかの記事を書いた通信社の記者か知らんが,「そういうのは普通は失敗というんですっ!」と捨て台詞吐いたことも話題になった。
安全を優先して計画を立てていて,不備があればストップするようなシステムが,計画どおりに作動して中止となった。
何も失敗していない。
記事を書いた通信社は,勇み足で「失敗」と報道してしまったものだから,どうしても現場から「失敗」という言葉を引き出したかったようだが,それに「失敗」したようだ。
さて,入試で不合格の生徒は「失敗」したのだろうか。
これも,とち狂った親御さんから見たら失敗と言いかねないが,精一杯やって不合格なのは何も失敗していない。
いつぞやも書いたが,その受験をすることにすでに成功していて,合否はその結果にすぎない。
これも再三書いているが,センター試験・共通テストで「失敗した」という人がいるが,そんなことはないのだ。
出た結果が実力であり,7割取るつもりが5割であってもそれは失敗ではない。
実力が判明しただけで,それを踏まえて次に進めばよいだけのこと。
そもそも,人生に失敗などなく,いろいろなことが起こるのが人生だから,うまくいかなくとも「失敗」と思わずに「経験」ととらえて前向きに進むのが吉。
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