[2023年3月17日]
ウチの塾には,本館が閉まっている休日などに利用できる自習館があります。
主に女子に利用してもらっている塚原にある自習館ですが,本館のある富田からバスで10分ほどのところにあります。
ここが「遠い」と不評だったりしますが,昨日書いた内容を思い出してください。
「遠いから行かない」のと「遠いけど行く」のでは,大きな違いが生まれます。
実際,今年度最もよく利用してくれていた子は「成功者」といえるでしょう。
ずっと第一志望だった大学に合格できたのですから。
その生徒からコメントをいただいております。
「家では勉強しない分、自習室に行って強制的に勉強するよう自分に仕向けていた。」
この自分をその状況に仕向けるという発想がすばらしいのです。
さらに,
「行ったらなんにもないから勉強するしかないし、他に自習してる人もいるので、塾で勉強してるような感じで集中しやすいと思う。静かだし、近くにスーパー、コンビニもあってバス停も近いので使いやすかったです。」
ということで,自宅よりも集中してできる場所を「確保」するのがとても有効なのですね。
この生徒は,中学校区でいうと高槻一中ですから阿武山や阿武野,三島や太田中の校区に住んでいる人が「遠い」と言うのは全くおかしな話なのです。
ちなみに,昨年最も成功したと言える生徒や,今年よく利用してくれた生徒の多くが吹田市在住だったりします。
いずれも学力の伸びはすばらしかったと思います。
その人たちからすると,「遠いから行かない」のは意味不明でしょうね。
学力って,結局のところ,気の持ち方次第で大きく変わります。
そして,その大きな部分を親御さんが占めているのだと思います。
親御さんが「遠いから」と思っている時点で,その子の可能性を大きく閉ざしていることにお気づきください。
成功した生徒の親御さんからもコメントをいただいています。
「もっぱら土日と長期休暇の時に利用していました。
静かに集中できて一日が短く感じるとよく言っていました。
わたしも家に受験生がいないのでストレスもありません。」
この最後の話が本当に正直なところでしょう。
他の親御さんからもよく言われますが,塾(あるいは自習館)に行っているだけで,親御さんの「平和」が確保されるのです。
うまく塾を利用して,家庭内平和を実現してみてはどうでしょうか。
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