[2023年4月10日]
昨日は天気もいいので,自転車で昆陽池まで行ってきました。
昆陽池知ってますよね?
「こやいけ」と読みます。
伊丹にあって,空から見ると日本列島の形をした島がある池です。
たくさんの水鳥がいて,その島にもいろいろな鳥がいるので,バードウォッチングに最適です。
さて,そんな昆陽池ですが,もっと別の地学的興味もあるのです。
昆陽池のある伊丹台地の,どうしてココに池ができたのか。
実はココは活断層によってできた地溝帯なのです。
陥没して,そこに川や池ができたというわけ。
自転車で行ったので,その断層崖も「体感」してきました。
この伊丹の断層帯の東の延長線上に伊丹空港があります。
もしも断層が動くと,当然ながら滑走路にも段差が生じます。
滑走路って,少しの水たまりもできないように,かなり細かく整地されています。
断層で数十センチも上下にずれたら大変なことですね。
たぶん,誰もそんな心配してませんが,そんな段差を生じる地震はいつ起こってもおかしくないのです。
自分の乗った飛行機の離着陸の時だけは地震が起こらないように祈るだけですね。
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