[2023年4月16日]
市長やら市議会議員を決める選挙がはじまった。
けど,
これ,1週間後には投票ですね?
誰がどんな考え方,政策を言ってるか,1週間で検討するのは難しいなぁ〜
ってか,これまでの市長や議員の,少なくとも半数以上はダメだったわけです。
このブログで書くんですから,もちろんダメなのは教育政策。
もう,致命的なミスをして10年も経つと,誰も何も思わなくなっていますが,ホンマにダメなのですよ。
つまり,中学校の前期後期の2期制です。
何もメリットはなく,デメリットはあるのに,強引に実施。
そして,実際に何もメリットはなく,誰も検証しない。
100歩ゆずって,前後期2学期にするなら,少なくとも大阪府全部とか,日本国全体がそうしないとダメでしょう。
ウチの塾のように高槻と茨木の間にあって,どちらの塾生も来るようなところだと,そのアホらしさがよくわかります。
教科書の採択も市ごとに決めるというのがダメな制度ですね。
茨木市立中学校の教科書は社会以外の英数国理が全部東京書籍です。
たまたま東京書籍なの?
逆に,高槻市は社会科だけが東京書籍ですね。
もすこし具体的におかしな点を指摘すると,3学期制と2学期制だと,教科書の区切り時数が異なってきます。
学期ごとに,どこまでの進度にするか,シラバス的なものを考えて教科書はつくられるべきなのです。
で,基本的には,日本の教科書は3学期制でつくられています。
それでずーっとやってきたのですから。
ということは,2学期制に適した作りをしている教科書はほぼないでしょう。
それを無理やり2学期に配分すると,どこかに指導上の歪が起こるはずです。
しかし,高槻市はそのデメリットは全く無視して,学期ごとに,中途半端な区切り方で考査をしているのです。
2学期制で,誰も得しないのです。
「何か制度を変更した」という「実績」が欲しかった,当時の市長だか教育委員会だかの負の遺産がずーっと高槻市には残っています。
もしも,まともな議員なり関係者がこのブログを見てくれていたら,ぜひ普通の3学期制にもどすような動きをつくっていただきたい。
選挙では教育は争点になりませんが,本当は最も重要なことなのですから。
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