[2023年4月22日]
東京新聞の記事ですが,
日本大学松戸歯学部(千葉県松戸市)の関係者から「卒業試験に合格できず、6年生の半分近くが留年になった」と、本紙「ニュースあなた発」に情報が寄せられた。
要するに,国家試験の合格率を上げるため(低いのがバレないよう)に,成績の悪い学生は留年させて,そもそも受けられないようにしているのだ。
200人受けて120人合格するレベルの大学があったとする。
これだと合格率60%だ。
ところが,200人のうちコイツ合格できないだろうというレベルの学生を50名ほど受験させなければ・・・
150名で120名の合格となれば80%の合格率となる。
実際には,90%以上の合格率にしたいだろうから,そうなると,ひょっとして合格するかもしれない学生も受験すらさせてもらえないという・・・
こういった人権侵害まがいのことは,日大だけでなく多くの資格取得系の学校で横行しているのだ。
日大は,例のゴタゴタがあったので,こうやって取り上げられやすいだけの話。
そんなことも知らずに「合格率」という数字だけで判断する頭の悪い学生は,そもそも頭が悪いのだから,その大学こそが「お似合い」かもしれない。
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