尾崎塾
富田教室

[2023年4月24日]

２６歳で

芦屋市長は，史上最年少２６歳の高島さんになったようです。

まず，率直な第一印象は，「若いけど大丈夫？」です。

まあ，芦屋の人は，大丈夫と思って投票されたわけで，あとはその手腕を見せてもらうだけでしょうね。

若いけど，灘高卒だから大丈夫？
東大→ハーバードだから大丈夫？

いわゆる頭がいいことと，政治に向いているかは全く別ものでしょう。

人間の機微など２６歳ではわからないと思うので，市民はそこをどう考えたのでしょうか。

まあ，頭悪いよりいい方がいいでしょうけど・・・


以前ウチの塾に来ていた灘高生を見ていて，少々危険性を感じました。

とにかく速いのです。
もちろん，計算などは常人と比較にならないくらい速くします。
いわゆる頭の回転も速いんです。
だから，ウチの塾の授業を受けて「もっと進度を速めてほしい」と言ってきました。
しかし，ウチの塾的にはその進度が最適だと考えているので断ると，そいつは塾を辞めてしまったのです。
速いのはいいのですが，その弊害もたくさんあるのです。
たとえば，時速２００ｋｍの新幹線に乗って見える景色と，自転車で見る景色は違うのですよ。
新幹線だとクズの葉っぱの上にいるゾウムシが見つけられないのです。
そういうことなのです。

時間を有効に使うというのは，単純に猛スピードで突進するのとは違うのだというのが人間の世界の機微だと思うのです。

って話をこの高島市長に贈りたい。

（そういうことも，心得ている人かもしれませんけどね）





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