[2023年5月2日]
また教員の働き方改革関連でアホな議論をしているようですね。
教育の根幹がこういうワケわからん人たちの議論でゆらいでしまうのがなんとも残念です。
すなわち,教員にとって,授業以外の時間は担う必要のない「負担」なのか?
学校教育って,授業だけで成り立ってるのではなく,むしろ授業以外のところが最重要だというのがわかっていない。
事務作業といっても,学校に関する事務作業なのだ。
成績処理も,自分の受け持っている生徒たちの成績を処理する中で,生徒の伸びや頑張りを評価する機会となる。
授業以外の廊下ですれ違う時の声かけや,保護者の対応で生徒のことをより良く知ることができる。
中でも部活などは最高の教育の場なので,顧問したくないという教員がもしもいたら(たくさんいるようだが),そいつはそもそも教員に向いていないので,すぐにでも退散すべきでしょう。
それで,そういう仕事をちゃんとやる人には,給与でちゃんとねぎらうというのが大切。
教員の給与が低すぎるのです。
原因は上記のように,教員としてちゃんと仕事する気のない人に無駄な給料を払っているから。
無駄な教員が3割はいそうなので,その人を減らして,ちゃんとやってる教員の給料を3割増しにすればいい。
えっ?それだと教員が足りなくなるって?
そんなことないのですよ。
今35人のクラスを3割増しの45人とかにもどせばいいだけ。
少人数制がいいというのも全くのウソ。
ロクに生徒を見ることができない(見るつもりもない)教員に担任された35名はかわいそうです。
そのかわいそうな生徒がゼロになります。
それで,ちゃんと生徒を見られる教員は35人でも45人でも,ちゃんと全員を見ることができます。
ただそれだけの話。
そんな基本的な原理がわからない人が,働き方改革だとか絵空事を言ってるのです。
どんどん日本の教育は残念な方向に落ちていってます。
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