[2023年5月4日]
ホンモノがあればニセモノもあります。
いわゆる世間にあふれている「個別指導」の塾は,ほとんどがニセモノです。
だって,大学生一人が生徒二人か三人を一度に相手してたりするのでしょ?
そのへんの大学生に,生徒に応じた指導などできるハズもなく。
よくそういう「個別」にお金払ってるものだと,世間のそういう塾に通わせている保護者の方の懐の深さに感服する次第。
いや懐が深いというより,懐が豊かなのですね。
よほどお金が余っていらっしゃるようです。
ちょうど,先日来てくれた神戸大生のI〇さんもそういう個別指導塾でアルバイトをしているそうな。
その生徒はウチの塾で学んだので,数学でも行き当たりばったりのPとかCで指導したりしないはず。
I〇さんに当たった生徒はたまたまラッキーですね。
ただ,個別指導のハズなのに,教材は塾で「はい,このレベルの生徒はコレね」と渡されて,それを使って指導するらしい。
おそらく,レベルに応じて「松」「竹」「梅」の教材があって,その教材に生徒をあてはめる指導なのです。
もう一度書きます。過去にも何回か書いてますけど,もう一度。
生徒を教材に「あてはめる」のが世間の「個別指導」なのです。
世の中には山ほどよい教材があるのに,その塾で一番安上がりな教材を使わせるのです。
しかも,レベル設定も生徒の学力を「把握」してやってはいないですね。
「〇〇高校の子はこの教材」というように,高校の偏差値で決めていたりします。
それって,個別指導って言うのでしょうか?
一方,ウチの塾はその真逆の発想です。
生徒の能力に応じた教材を,その生徒にあてはめるのです。
生徒の学力,状態は千差万別ですから,それに応じていろいろな教材からちょうどよいものを与えます。
もちろん,ウチの塾で把握している限りの教材の中からになりますが,その種類はかなりの数になります。
先日の指導者向けセミナーでも,他塾の先生がウチの塾の書架の写真を撮っておられました。
(もちろん自由に撮影OKです)
来られた先生は一様にその種類,数に驚かれます。
中には廃刊になったようなものもたくさんあるので,そういう教材のよい部分も取り入れながら,今の生徒にアレンジして提供することもできます。
古い教材は,アマゾンなどで手に入ることもありますし,ブックオフなどでも見つけることができます。
そうやって,新旧あらゆる教材と日夜にらめっこしているので,生徒が「〇〇な教材ないですか?」と来てもすぐに対応してあげられたりします。
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