[2023年5月12日]
自民党「教員の残業代を2.5倍にします!」
現行の制度(給特法)では教員の残業手当の代わりに給料の4%を上乗せすることになっています。
その上乗せ4%を,なんと!2.5倍の10%にするそうですヽ(^o^)丿
やったーっ!
冷静に考えましょう。
給料30万円の10%って?
そう,3万円ですね。
今までは4%だったので,1.2万円でした。
小泉進次郎「月額1.8万円も増えるんですよ!!!ということは1万8000円も増えるということなんです。」
残業時間は教員によってマチマチです。
ほぼゼロの人から100時間の人まで。
仮に月に20時間の残業だとすると・・・
18000÷20=900円 ですね。
これ,安モンのバイト代より少ないです。
月に30時間の残業なら600円とか・・・
それを,なんと,大臣さんは「抜本的に改善」と明言しています。
そもそも,教員の仕事を時間で測定するのが根本的に間違っていることに,誰も気づいていない。
教員は全員24時間労働なのです。
「親業」といっしょです。
子の親は,24時間ずーっと親です。
あるいは天皇陛下と同じ。
あの人は24時間ずーっと天皇陛下をやっています。
芸能人とか有名人はみんなそうです。
どこで誰が見ているかわかりません。
教員もそういうところがあって,うかつに立ちションや殺人もできません。
(これは職業無関係か)
抜本的な改革は,いつも書いてますが,優秀な人材を集めることです。
今のやる気のない教員の給与は減らすかクビにして,その給与をちゃんとした教員に振り分けるのが重要なのです。
手当の4%を2.5倍にするのではなく,給与30万円を2.5倍の75万円にしても全く問題ないどころか,もっと増やしてもよいのにね。
この国は,まったくトンチンカンな方向へと進んで行きます。
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