[2023年5月23日]
愛知県のニュースだが,小学校の教員が足りないので中学の先生が助っ人で行くとのこと。
それで,通常中学校の先生は小学校の教員免許を持っていないので,臨時に免許を発行するという話。
中学生教えられるんだから小学生も教えられるでしょ?
洋食の料理人ならお菓子作りもできるでしょ?みたいな?
ちょっと違うか?
大型のダンプの運転手なら,パワーショベルも使えるでしょ?
犬や猫を飼ってるならハムスターを飼うのは楽勝でしょ?
みたいな?
野球やテニスできる人なら,止まってるボールを打つゴルフなんて楽勝で教えられますよね?
みたいな?
そういうわけで,愛知県の小学生は「上等」な先生方に教えてもらえるようになって,ラッキーですね。
だいたい,教育界は学年が上がる方が「上等」なのです。
大学,中学,小学は身体の大きさを言ってるのではないのです。
高校は高等学校なので,高等かどうか,上等かどうかの観点で区分けしていますね。
イメージとしては上,中の上,中,下くらいの?
高校は「高等」な学校ですから,中学の教員なんかには教えることのできない「高等」な内容をやっています。
同様に小学校の先生方には中学校でやる難しい「中等」な内容は教えられません。
小学校の教育は,業界では「初等教育」と言いますので,初歩のカンタンな内容です。
小学校なら誰でも教えられるのです。
教育業界の人,少なくとも愛知の教育委員会の人はそう考えているので,今回のように中学校の先生が小学校に行くことになるわけです。
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