[2023年5月27日]
天気図を見ると,台風2号がどうなるか気になるところです。
同時に,梅雨前線も見えます。
そろそろ梅雨のはしり〜梅雨入りです。
昨年はとち狂った気象庁がおかしな時期に梅雨明け宣言しましたが,どうやっても1年の大きな流れは変わらないのです。
そういう大局観なしの予報は全く意味がありません。
それこそ,目先の数字や見た目の形だけで判断する生成AIのようにおかしなモノをつくることになるのです。
さて,そういう意味で,生徒がやっている勉強も全体の大きな方向性を見失ってはいけないのです。
一番多いのが,目先の定期考査の点数を取りたいから試験の範囲の問題ばかりやる「試験対策」です。
それが有効なのは,それ以前の基礎ができているからであって,基礎基本がないのに新しい範囲をやっても身に付くハズないのです。
たとえば数学なら,それ以前の計算力がない場合,新しい試験範囲でせっかく式が立っても計算を間違うので答が合いません。
というか,計算が遅くて間違うので,試験勉強が捗らないのです。
英語でも,そもそもの単語力がなければ,いちいち辞書を調べて時間がかかりすぎるので,試験範囲の勉強が間に合わないとか。
要するに一夜漬けのような勉強は結局は総合的な基礎力をつけることと逆行してしまい,大局的に見ると損な勉強法だったりします。
常日頃の鍛錬を怠らず,ホンモノの力をつけていく心がけが何より重要なのです。
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