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尾崎塾
富田教室

[2023年6月15日]

学校は偉いのか

学校を休むというのは「絶対悪」なのか。
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昨今は,家族旅行で学校を休むとかいうのもいるという記事。

まあ,アリっちゃアリでしょうね。

仕事の形態も多種多様の世の中,家族旅行ができる日程が限られてしまう場合もあるでしょうから。

ただし,休んだ分の不利益(授業についていけなくなる)などは自己責任ということになりそうです。


一方,皆勤賞というのも廃止になっていくようです。

これは大賛成。

皆勤賞というものに,まったく意義を感じないどころか,諸悪の根源ともいえるのです。

この賞があれば,それこそ体調が悪いのに無理して学校に行くことになります。

皆さんにとって何よりも怖い「感染拡大」を引き起こしかねませんよね。

というより,そもそも,体調が悪いなら学校は休んでいいのです。

逆に,体調が悪くならずにたまたま偶然に,何の努力もせずに学校を休むことなくずーっと登校できた人が皆勤なのです。

そう,たまたま偶然もらえる賞に何か価値がありますか?


さて,ウチの塾の夏期講習と,学校のどーでもよい登校日が重なったらどうしますか?

あるいは,学校というのは「なんちゃって補習」を夏休みに開催する場合があります。

こちらは長年の経験上,その「なんちゃって補習」がどの程度の内容か,よくわかります。

学力アップという観点だけで言うと,学校の補習よりもウチの塾の講習の方がはるかに有益です。

ただ,友人関係とかもあるでしょう。

あるいは「学校は休んではいけない教」の信者の方などは学校が最優先ですね。

判断は,各自にお任せしますが,ウチの塾の考え方は,「学校は休んでもかまわない」です。

そこには生徒側の権利も自由もあるのです。

ところが,学校には学校に来させる法的根拠もないくせに,生徒に対して「イジワル」してくる場合があります。

そういう時は,保護者の方が守ってあげてください。

ちなみに,法的根拠とは,学校の出席すべき日数にカウントされる日かどうかです。

ウチの塾の夏期講習は,ほぼ学校の休業期間に実施するので,登校を強いることはできないのです。

時々,「出席すべき日数にカウントする」とウソを言う教師がいます。(わりと多くいます)

学校には「学則」というものがあって,そこに休業期間が明示されています。

その期間に登校を強いるのなら学則変更を教委に届ける必要がありますが,ちゃんとやってるのでしょうかね?

そういうことを知らない教員も多いということです。

偉そうにしている学校ほど,そういうことをキッチリやっていなかったりします。








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