[2023年6月17日]
特別講座で現代文の解法をやっていますが,今週から後半戦に入っています。
受講している人は,もうそろそろ,ウチの塾の解法が「思っていたよりスゴイ」と実感していることでしょう。
いままでの学校や問題集のモヤモヤしていた解説と違って,根拠が明確ですからね。
ぜひウチの塾の解法で,正答する力をつけていって欲しいものです。
しかし,受講者には今後おそろしい「敵」が待っています。
それは,ウチの塾の解法とは違った解き方をする問題集や学校の先生たちです。
そういうモノに接すれば,どんどんウチの塾の解法を忘れていき,学校や市販の問題集の解法が正しいものだと思いはじめてきます。
ウチの塾の授業から遠ざかると,おかしな解法に逆戻りする現象が起こるのです。
自信満々にトンチンカンな根拠を活字にしてあるのですが,生徒諸君はそれが間違いだと見抜かないといけません。
もしもこのブログを読んでいる現代文の先生がいたら,本当に反省してもらいたいものです。
ですが,たいていは「そんなこと言っても,どーせ私の解法の方が正しいにきまってる」などと思うのでしょうね。
たとえば,教育大や文学部などで勉強した先生たちは,その読解法が正しいと信じているわけですから。
というか,その読解法は何も間違っていません。
ですが,入試の現代文はそうやって読解して正答にたどり着くという作り方になっていないのです。
さて,塾生諸君が現在受けている現代文講座は初級用です。
例年,10月以降に中級用を再度やります。
ぜひ,それも受講して,ウチの塾の解法を定着させてください。
一方で,ウチの塾では,おかしな解答が載っている問題集を平常授業や夏期講習でどんどん与えます。
それは,読み慣れないといけないからです。
語彙力もつけたいです。
そして,たくさん読んで,ウチの塾の解法を適用する練習をやらないといけません。
なので,問題集の解説は読まない方がいいのです。
一応,答はカクニンして,それと違う答えでも,むしろ我々の解法でたどりついたモノの方が正解だったりしますからね。
なんとか「敵」と戦いながら,入試で使える実力をつけていきましょう。
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