[2023年8月20日]
全くどういう理由かわかりませんが,高校の化学教師って「独特」の進め方をします。
「する人が多い」でなく「します」と断定できるくらい,ほぼ全員の進め方がおかしいのです。
そして,多くの場合,それが生徒のためになる方向でなく,受験上不利になる可能性も高いという・・・
具体的には,進度が「遅い」のです。
夏前にまだ芳香族やってないとか。
そして,「遅い」くせに生徒の「定着」は悪い。
遅いと,たとえばこの高3の夏休みにガッツリ演習したくても学校で習っていないのでやりにくいわけです。
既習分野がバッチリ定着していればまだしも,それもできていないので,結局受験に間に合わない学校がほとんどだったりします。
これ,化学の場合,どの学校もたいていそうなのです。
そしてこれは数学や物理などではあまり見られないことです。
化学の教師って「〇〇」(←自粛)なのでしょうか?
珍しく夏前に有機が終わってる学校があって,「珍しいね」と生徒に言うと,「無機はやってません」とか(笑)
順序を変えるだけならまだしも,「無機は授業でやらないから各自でやっとけ」という教師もほんとうにいるのです。
化学に関しては塾や予備校で夏の講座を受けるのが必須なのかもしれませんね。(今さら言うな?)
ウチの塾でも,昨日に「糖やタンパク質」の話をしておきました。
未習の学校も多いようですが,先に少し話を聞いておくだけで理解がかなり変わってくると思います。
どーせ超特急で生徒の理解する時間も与えずにやってしまうハズですから。
それでいて,入試での出題頻度は非常に高いので,ホントに困ったことです。
各学校さんの理系が思うように合格しないのなら,多くの場合化学の授業にメスを入れると進学実績が急上昇するのではないでしょうか?
10月29日(日曜日)に,学校や塾の先生向けに理科教育セミナーを実施しますので,ぜひ受講されたらいいと思います(←宣伝)。
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