[2023年8月30日]
高校特別講座2期の内容について,講座別に詳しく説明しておきます。
今日は現代文の解法(中級編)について。
この講座は10月3日(火)と7日(土)から毎週火曜と土曜に実施します。
1期と同様,火曜と土曜の内容は同じです。
いつも土曜にしていて,その週だけ用事があるなどの場合,火曜を受ければ漏れなく受講できます。
11月の25日(土曜日)は塾長に「用事」があるので,その週だけ土曜でなく23日(木曜祝日)になっているのでご注意ください。
受講資格は1期の現代文解法(初級編)を受講した者に限ります。
受講者は1期と同様,「3日分」ずつ進むので予習してきてください。
伝える内容は初級編と同じですが,中級編ではその定着が目標です。
せっかく伝授した解法も,世に出ている多くの教材を自分でやっていくうちに,正解しにくいダメな解法の解説を嫌でも目にしてしまいます。
さらに,学校の先生は全くそんな解法をしないので,どんどん正しい解法が抜けていくのです。
ぜひ塾の授業を受けて,世間に流されないように確固たる力をつけましょう。
ウチの塾でしか教えられない現代文の解法ですが,これだけ書いても「そんないい解法があるの?」と疑っている人がいるかもしれません。
ですが,ウチの塾でしか伝授できない理由があるのです。
比喩的にヒントを与えると,ウチの塾の現代文解法は地質学的手法みたいなモノだからです。
地質学を教えている塾って,日本広しといえどもウチぐらいでしょうからね。
たとえば,地層の堆積順序を答えるのに,多くの生徒は「なんとなく」やるのです。
地層累重の法則というのがあるから,下方の地層が古くて上方が新しいぐらいは「常識」としましょう。
そして,その「常識」にしたがって考えるとたいていは正解してしまうのです。
ところが,日本のような複雑な地質構造の場では,いつも「常識」が通用するとは限りません。
そんなときに正しく地層の堆積順序を判定する「眼」が必要なのです。
その「眼」で見ると,確実に地層が追えて正しい堆積順序がわかります。
現代文では,有名な講師も含めて,この「常識」だけで正解を出そうとしています。
そして,たまにある「逆転」した地層を見てこう言うのです。
「この地層は逆転しているからこっちが正解です!」
これ,理由になってないでしょ?
そうではなく,ウチの塾ではちゃんと根拠を「眼」で追えるように指導するので,原理的に正しく正解へとたどりつくのです。
地質学的な「眼」を養うにはフィールドワークが欠かせません。
現代文解法では,特別講座で実際の入試問題を使って解法の確認をしますので,これがフィールドワークのようなものなのです。
ぜひ受講して正しく判定できる「眼」を養いましょう。
文系生徒には論述問題の書き方のヒントになる内容も多く入ってきます。
理系生徒で共通テストのみの人も,実は共通テストの解答根拠とも相性がよいので,できるだけ受講しましょう。
もう忘れかけているでしょうが,最初は共通テストで「記述」を導入しようとしていたでしょう?
その時の試作問題を,ウチの塾の方法を使って論述してみたら,みごとに大正解だったのです。
つまり,共通テストの解答根拠はウチの塾の解法で身につけられるということです。
実際に「役立った」「大活躍でした」「満点取れました」という理系生徒もいますよ。
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