[2023年10月12日]
今月の下旬から11月にかけて,大阪の公立中学校で実力テストが行われると思います。
中学3年生は何も知らされずに受けるのですが,実はこの実力テストが私立高校入試に「直結」します。
「直結」というのは,文字通りで,それで合否が決まるという意味です。
学校の先生はもちろんこのことは話しません。
ですが,実際のところ合否が決まります。
私立高校は各中学校に「基準」を提示します。
その基準よりも点数が高い生徒が受験すれば「合格確約」となります。
一方,基準以下の生徒が受けるのは可能ですが,その場合は当日の試験の成績次第ということになります。
いや,普通に考えたら全員が当日の試験次第でしょ?
ところが,実際は,試験する前に合格が決まっているのです。
それを生徒も保護者も知らされずに,事前に調節されているのです。
というわけで,今度の実力テストは入試そのものですから,必死で点数を取りにいかないといけません。
あとで「それを知ってたらもっと頑張ったのに」と言っても遅いのです。
どう考えてもおかしな慣習ですが,大阪の入試はそういうもんなのです。
京都と兵庫も大阪と同様です。
だから入試日が2月10日に統一されているのですよ。
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