[2023年11月1日]
東京のことは全くわからないので,テキトーなことを書きますが,小中高一貫の都立校が高倍率だとか。
一般に,東京の人は公立の学校をよくないモノと思っている。
できれば我が子を私立のいい学校に行かせたい。
でもお金もないので公立でガマン・・・
だけど,小中高一貫で,内容も良さそうなのでそれに飛びついて高倍率ということか?
イメージとしては,私立のよい学校である慶応に幼稚園や小学校から入れて,中高大まで一貫教育?みたいな?
それが心底よいと思っているのだろうか?
お金のない人が行く=普通の633教育と違って,一貫教育だと小学生が中学の内容を先取りしてどんどんハイレベルの勉強ができるから?
うちはビンボーな低学歴なご家庭とはちがうんザマスとか?
まあ,東京の人がどう考えようと勝手だが,そんなに良い教育がなされるとは考えにくいのが常識といえよう。
期間が小中高一貫の半分しかない中高一貫で何が起こるか。
入学時点の学力がほぼそろっていたとしても,その後に学力差がすごく拡大するのだ。
東大京大に楽勝!という子から,ほんとに大学行くの?というレベルまで発生する。
通常は,下のレベルになった子は,高校進学時点で外部に追放とか自主退学とあいなる。
自分の子がその脱落組に入らない保証はないどころか,実は,その割合は想像以上に高い。
世間はそこが見えていない。
で,小学校の途中ですごく学力差が開くのに,一方で先取りして超ハイレベルの授業をし,一方で脱落組の手当てをするの?
どう考えてもうまくいくハズがなく,多くの落伍者が出ることだろう。
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