[2023年11月16日]
生成AIをはじめ,世の中はディープラーニングの時代。
ビッグデータをいかに操るかが今後の人類の未来を決めます。
そこで,データサイエンスを学べる学科が大学で新設ラッシュなのです。
たとえば,大阪成蹊大学はこの春にデータサイエンス学科をはじめました。
さて,はたしてこの大学を卒業して,今後の人類の未来を左右する人材が出てくるのでしょうか?
おそらく,それは「ない」でしょう。
理由はカンタンで,この大学はたいへん入りやすいからです。
もう少しアタマのいい人は,近畿大学の情報学部にでも行くのでは?
しかし,近畿大学程度では,人類の未来にあまり貢献できそうにありません。
本当にアタマのいい人だと京大とかに行きそうですね。
ですが,京大にはデータサイエンス学科も情報学部もありません。
でも大丈夫なのです。
京大だと,理学部や工学部はもちろん,農学部でも経済学部でもちゃんとデータサイエンスを勉強できるのですよ。
要するに,学部や学科の名前で勉強できる内容が決まるわけではないのです。
レベルの高い大学に行けば,コンピュータを使って大量のデータ処理をするのは日常の話なのです。
つまり,学部や学科の名前に飛びついて進路を決定するような人間はレベルがそもそも低いし,人類の役に立つような大きな仕事はできないという話。
そのあたりも含めて,ちゃんと進路を考えましょう。
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