[2023年12月5日]
東京都も私立高校の授業料無償化というニュース。
世帯年収制限を撤廃したので,実質「タダ」で私立高校にも行ける。
都民はさぞ喜んでいる?
これは,都民だけでなく,大阪府民も全国民もだまされている。
そもそも「無償」ってことはあり得ない話。
私立学校の教員はタダ働きするってわけ?
んなわけない。
結局,その給料や経費は税金で賄うというだけ。
お金かかってます!
税金で運営するのなら「私立」でなくて「公立」と名称変更すべきでしょう。
日本国は資本主義社会と習ったと思うが,この方向性は社会主義とか共産主義の方向だろう。
いや,べつに社会主義や共産主義が悪いわけではない。
ただ,日本国のポリシーみたいなのはないのか?
資本主義社会には官と民があって,公立高校は公務員がきっちり運営する。
私立高校は,それとはちがった自由な教育を民間人が行う。
それで良いバランスをとってきたわけ。
それが,すべて公立化するのだから,デメリットも大きいハズ。
私立だから自由に特徴ある教育ができていた。
公金が入ると,その自由さが保てるのか?
逆に,好き勝手に自由奔放にデタラメな教育をやってる学校に公金を投入していいの?
そういう議論もなしに,なんとなくタダで教育が受けられて得するような印象操作で都民,府民,国民をだましている。
繰り返すが,教育はタダではできません。
すべて税金で支払われるのだから,税金の「無駄遣い」というか「不適切使用」に他ならない。
税金を適切に投入すべきは公立高校であって,私立高校ではない。
日本の教育はどんどんおかしくなっていくこと必至というわけだ。
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