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尾崎塾
富田教室

[2024年2月25日]

大学入試の思い出2

数学でおかしな問題が出題された。

どうも2つの答が食い違って,解が出ないのだ。

おかしい。

計算ミスったかな?


当時,国公立大は1校しか受けられないわけだから,落ちれば即浪人だ。

ただ,リサーチではほぼ安全圏なので貯金がある。

数学は文系との共通問題をちゃんと解けば,それで合格圏だ。

というノリで試験を受けたところ,いきなり解が出ないのだ。

メンタル弱い人ならここで焦っただろうが,自分は違った。

まあ,これで貯金を食いつぶしたとしても,あとをきっちりやれば大丈夫っしょ。

というわけで,サッサと他の問題にとりかかった。

これが正解だった。

伝説の「解なし」問題が出題されたのだった。

出るはずのない解をさがしても出ませんからね。

時間のロスをすることなく,理系問題もしっかり部分点をかせいで終了。


英語と理科は普通にやって合格点は取れるハズ・・・


英語の試験でも少し想定外のことが・・・

長文の1題が何を書いてあるかわからないのだ。

なにせ,テーマが苦手の「音楽」だったから。

ウイーン交響楽団のことを書いてあるのは読み取れたが,きっと日本語で書いてあっても理解できてなかったのだろうなぁ・・・

かなりトンチンカンな和訳を書いた自信がある。

Karajanって誰やねん?

「カラジャンがバトンを実行したところ・・・」

帰宅してから母親に英語が意味不明だったと話して,カラジャンって誰やねんとか言うと,
「アンタ,カラヤンを知らんのか!」と呆れられたのを覚えている。

「j」がどうやったら「ヤ」になるん?

ただ,英作文もカンタンだったし,他の問題はなんとかなってたんだろうなぁ・・・

英作文は,まさに大学に上る坂の話で,すばらしい眺望だというのを英訳する問題だった。

こんなん,splendid views でええやん!

後で「落ちた」友人が,「すばらしい眺望」が訳せなかったと告白してくれた。

こういうところで,ちゃんと英語を英語として把握する練習が役に立ったわけ(`・∀・´)エッヘン!!
img1

理科は,おそらく高得点で終了。
ベルトコンベアの単振動が難しかったが,地学の地質断面図は得意だったのでおそらく完璧に描けたハズ。


合格発表の日,張り出された受験番号で,自分の番号はあることを確信していたので,先に友人の番号をさがした。

なかった・・・

自分の番号があったので,家に電話しようとおもったら,公衆電話はすでに長蛇の列。

そう,昔は携帯電話などなかったんですよ。

仕方なく,文系キャンパスとかを見物して時間をつぶす。
img2

昼頃に遅れて電話したら,早く電話してこいと怒られた。

だって・・・並ぶの嫌いなんだもん・・・

そういったこともすべて良い思い出。





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