[2024年7月4日]
中学生は大阪進研の模試を受けてもらいましたが,本日から順次返却されます。
A判定とかC判定で一喜一憂するのではなく,今後の学力アップにつなげてください。
判定は,あなたの入試結果とは「無関係」なのです。
現在A判定でも実際には落ちることもありますし,E判定でも合格する人が出てきます。
理由は多数ありますが,一番大きいのは,模試の日から入試の日までの過ごし方ですね。
特にウチの塾生は夏期講習や冬期講習での学力アップを期待できますので,むしろ志望校を1ランク2ランク上げるぐらいの意識を持ちましょう。
模試で実際の入試で測定される学力を完全には測定できないので,そこに大きな初期値の誤差が生まれます。
加えて,直前に勉強した内容がタマタマ出たとか,苦手な分野ばかり出たという運があります。
模試の日に運が良くても,実際の入試の日は運が悪いかもしれません。
あるいは,模試の日に体調が悪くて,入試の日は絶好調かもしれません。
今から来年の入試の結果を予測するのは,競馬の予想よりはるかに難しいはずです。
というわけで,なんちゃって予想の「判定」は全く無視すべきです。
一方,解いた問題をもう一度復習することは,合格可能性を高めるのに役立ちます。
できなかった問題は,次回にはできるようにしておけばよいのです。
また,これをやらない人が多いのですが,正解した問題もちゃんと復習してください。
たまたま記号が当たっただけかも?
その日は覚えていても,半年後に思い出せるの?
このような,模試の問題を利用して,今後の学力アップにつなげるのが模試の利用の仕方なのです。
高校生は,学校で受けた模試があれば持ってきてください。
よく,判定が悪いと持って来ない(親にも見せてない?)人がいますが,判定以外の要素をいろいろ見ます。
現在の点数が低くても恥ずかしいことではないですからね。
なお,高3生は夏期講習中の7月28日に模試を受ける人がいると思います。
1日ムダになるのでもったいないと思う人がいるかもしれませんが,何らかの振替措置を考えていますので後日相談しましょう。
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