[2010年9月20日]
10年ごとに受けなければ失効する教員免許の更新の受講の徹底を文科省が全国の教育委員会に出したそうな。
民主党が廃止にするとか言ってたからそうなるものかと思いきや,ねじれ国会になってしまって,免許更新制度存続の目が出てきたからだ。
校長を含む教員の半数以上が制度自体の有効性に疑問を抱いている。
だったら有効な研修をすればいい。
要するに,今の教師に最も欠けているのは勉強すること。
日日の仕事が忙しい(これは言い訳)から,勉強する時間がないということになっている。
もっと忙しくてしんどい仕事は世の中にいくらでもある。
こんなに楽で給料の多い仕事はめったにないのだから,もっとありがたみを感じながら仕事をしなくてはいけない。
目の前の生徒をよく見て考えるべきだ。
だれが連れてきたの?
あなたを慕って来たわけではないのですよ。
不勉強な教師であるあなたなんかに教えてもらいたくもないが,仕方なく座っているのです。
公立ならみんなが学校に行くから来ているだけで,あなたに魅力があるから来ているのではないのですよ。
私立なら,募集であちこちから集めてくる担当の人や宣伝広告費をかけて,やっと来てもらえた生徒さんですよ。他にも私学はたくさんあるのですから,他の学校にしておけばよかったと後悔させてはいけないのですよ。
私の知る限り,100%は言い過ぎだが95%以上の教員たちはそのことに気づいていない。
目の前に生徒を数十人も集めて授業できるのはすごく幸せなことなのです。とてもありがたいことなのです。
そんなあたりまえのことがわかる教員に生まれ変わらせるような研修は一つ。
10年ごとに全員クビにして,1から就職活動させればよい。
ダメな教員は採用する学校ないからね。
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