[2024年10月9日]
昨日の英語の授業で紹介した英語の論文
英語で「図」はfigureですから,たいていはFig.と略して論文などに掲載されますね。
この論文の図は,わたくしがパソコンを駆使して描いたもので,論文の著者に名を連ねているわけです。
大学に入ると,あるいは卒業してからも,英語の論文を読むことがあるわけで,その時に英語を勉強しててよかったとなるのです。
実は,この論文のfirst authorが茨木高校の先輩にあたる先生で,この図を描けるソフトをプログラミングしてくれと依頼されたのです。
べつに高度なプログラミングを学んだことはないですが,これぐらいのモノならオチャノコサイサイでした。
これも,独学ですが勉強しててよかったわけ。
その時にびっくりしたのが,図をパソコンに描かせるのに,座標を回転させる必要があって,それには回転行列を使えばよいとすぐにひらめいたこと。
学校で行列を習った時には,「おそらく一生使わねーだろーなー」などと思っていたのに,実際に使うことになったのですから。
もしも行列を勉強してなかったら,さて,どうやって回転させるの?
行き詰まっていたことでしょう。
勉強しててよかった。
よく小中学生,ひょっとすると高校生でさえ「こんな勉強,何の役にたつねん?!」と言って,勉強しない口実を探してたりします。
勉強は,しておくと,そのうち役に立つかもしれないからやっておくのです。
勉強したネタが多いほど確率的に何かを使える場面に遭遇する可能性が高くなります。
たくさん勉強すると,やっててよかったと思う日が必ず来ます。
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