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尾崎塾
富田教室

[2024年11月1日]

楽しい学校でよい

不登校児童生徒が34万人いるそうだ。
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この記事を書いた人も,文科省の人も,おそらく不登校になったこともないだろうし,むしろ学校に楽しく通ってたことだろう。

そして,不登校は「悪いこと」の範疇に入れていると思われる。


よくよく考えてみると,みんなが仲良く楽しく学校に集まって勉強していることは異常なことだ。

一人一人,趣味や嗜好が異なり,いわゆる学校のお勉強なんか面白くもなんともない。


たとえば,テニスするのは面白いが,プロとして試合を戦う選手もいれば,週末に気の合う仲間と楽しむ人もいる。

学校では,数学が面白くて,大学でも数学を専攻してプロとして活躍する人もいるだろう。
しかし,一般ピーポーは理系で教養として持っていたら良い人と,教養としても必要ない人に分かれるだろう。

いや,数学は思考力を鍛えたりできて,すべての人に役立つのだという識者もいるだろう。
(いつも思うが「識者」って誰?)

ところが,それを言うなら,テニスを必修科目にすべきという話になる。
テニスは足腰が鍛えられ,心肺能力も高められるのですべての人に役立つからだ。

実際は,テニスを見てもやっても,特に面白いと思わない人もたくさんいる。


そういうわけで,国が勝手に決めた科目を全員に必要だと強要するシステムは異常なことをやってるわけで,そこに乗っからずに登校しない子たちこそが正常な感覚を持っていると言える。


時代はもっとフレキシブルに教育を受けられるシステムを要請している。

テニスしたい人がテニススクールに通う場合,
プロを目指すコースか趣味として楽しむコースを選べる。
そして,べつにテニスしたいと思わない人は通わなくてよい。

学問を究めたい人やそれを社会に生かす方向でしっかり勉強したい人は,いわゆる進学校で猛勉強してもらう。
趣味としての学問も面白いので,楽しく学びたい人はそういう学校もあり。
勉強したくない人は他の道を自由に選んでいけばよい。

そういう社会になっていくのが正常な流れでしょう。





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