[2010年9月22日]
今日は十五夜。
中秋の名月。
何が楽しみかというと,月見ダンゴ。
白玉ダンゴはどうして赤血球のような形をしているのか?
月の写真を撮るのは難しい。
天体写真の中でも難しさはウルトラCだ(死語?)。
満月は撮影してものぺっとしていてつまらない。
上弦くらいまでの方が,クレーターに斜めに日が当たって,立体感のあるカッコいい月の写真になる。
しかし,明るいところは真昼で欠け際は夕方なわけで,よほどラティチュードが広くないと写しきれないのだ。
その点,昔の白黒フィルムはラティチュードが広かった。しかし,印画紙のラティチュードが狭いので,必殺技の覆い焼きなど駆使して焼いたものだ。
今のデジタルカメラはラティチュードが狭い。
画像処理で手軽に補正できるものの,やはり本当に露出の合った状態のように処理するのは難しいものだ。それにはRAW現像+天体写真用ソフトが必須なのだ。
ここで気づいた。最近星の写真を撮っていない。
昨年,種子島へ皆既日食を撮影に行って撮れなかった後,気分的に下降している。
パーッと明るい彗星でも来てくれたら行くのになあ。
今日は十五夜。
赤血球のようなダンゴを食べる日。
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