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尾崎塾
富田教室

[2025年1月4日]

箱根駅伝の難しさ

箱根駅伝が他の駅伝と違うのは,何と言っても20km走れる選手を10人以上つくらないといけない点。

しかも山登りと下りの適性ある選手も含めて。

この層の厚さをつくるのが難しいのです。

他の駅伝は10kmとかそれより短い区間もあって,人数も10名いなくてよいのです。

大学入試での私立大学受験と国公立大受験の違いに似ています。

私立大入試は文系だと英国社の3科目,理系だと英数理の3科目でよく,2科目の入試もあります。

一方,国公立大は共通テストで6教科8科目とか。
国語の古文漢文を別科目と思えば10科目必要で,箱根駅伝の10名そろえるのと同じようなイメージ。
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そして,2日間にわたって行われるので,これも往路復路みたいなことになります。

やはり初日の往路でリードしておかないと,2日目はしんどいですね。

ですが,初日がうまくいかなくても,そこで焦って2日目で取れる点数を取りそこなってはいけません。

最後まで落ち着いてやり切った点数が評価されるのです。

全部の科目をパーフェクトにやろうとするのはいいですが,実際にはそんなにうまくいかないと想定しておくことが何より重要です。

特に今年は新課程初年度ですから,誰も想定していなかったことが起こる可能性が大です。

何があっても動じないメンタルを持っていった人が好成績となるでしょう。


さて,箱根駅伝は難しいですが,じゃあ出雲や名古屋の全日本が簡単かというとそうではないですね。

私立大が簡単かというと,そうではなく,3科目をしっかり仕上げないと合格できません。

ただ,多くの私立大は複数回のチャンスがあるので,数撃てば当たるレベルになっていれば合格してきます。

数撃てば当たるという表現に気をつけてください。
ピストルでも大砲でもそうですが,撃ってあたるかどうかは射程圏にあるかどうかが重要。

10mしか飛ばないのに100m先の的に当たるハズないですよね。
そこの見極めをちゃんとしないと,100万発撃っても当たらないことになりますよ。






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