[2025年1月10日]
大阪府と京都府,兵庫県の入試は特殊なことになっています。
多くの人が,その特殊性に気づいていないのです。
だって,気づかれたら中学校の先生がめんどくさいので,絶対にバレないように頑張っています。
唯一ウチの塾のブログだけ,本当のことを書いているので参考にしてください。
2月10日が大阪の私立高校の入試日と,誰もが知っていますが,多くの人はその日だけ,1回しかチャンスがないと思い込まされています。
実際は,その日の入試で不合格であっても,数日後に多くの私立高校が1.5次入試と称する入試をやっています。
昨年度の実施高校のpdfファイルをどうぞ
↓
昨年の1.5次実施校
今年の実施校は2月6日にまとめて私立中学校高等学校連合のHPで発表されます。
たいてい,毎年同じような学校が実施しています。
大阪私中高連HP
金光大阪や早稲田摂陵(来年から早稲田大阪),清風高校や薫英,大阪成蹊など,いろいろ選べます。
昨年だと難関の清風高校を2月10日に受けて,リベンジで1.5次入試を2月15日に受けることも可能でした。
さらに16日に金光大阪や桃山学院,17日に箕面自由を受けることもできました。
さらにさらに,京都や兵庫の私学も同様に1.5次を実施するところがあり,それも含めて敗者復活戦をどう戦うか考えておくとよいのです。
が,しかし・・・
中学校の先生にそんな話をすると,ほとんど人間でないような扱いを受けます。
高圧的に叱責されるかひどいいやがらせをされたり,無視されたり。
およそヒトの心を持った人間とは思えないような態度を,中学校の先生がするのです。
ホントですよ。
ぜひ,1.5次を受けると言って,それを確かめてください。
どうしてそうなるかは,明確な理由があって,それは「めんどくさい」からです。
全生徒が2月10日に絶対に合格する私立高校を受けてくれたら,入試の仕事はそれで終了。
あとは公立入試を指導するだけです。
なのに,1.5次を考えてチャレンジ受験し,不合格になったら他の学校の書類を作らないといけないのです。
めんどくさいです。
だから中学校の先生は1.5次入試があることを絶対に自ら進んでは生徒に言いません。
もし生徒や保護者に聞かれたらこう逃げます。
「1.5次は,毎年あるとは限らないからキケンだ!」とか。
昨年いやがらせされた生徒は「あなたのメンタルだと,10日の試験で落ちたら精神崩壊して立ち直れないぞ!」とか言われました。
これって,正常なことなのでしょうか?
ほとんどの大阪府民の中学3年生とその親御さんは,今日書いた話を全く知らず,平和に学校で事前相談してOKをもらったところを受験します。
大学入試と比べてみてください。
関関同立とか産近甲龍を何回でも受けて,複数合格したら行きたい方に入金して入学するわけです。
私立高校もそうしないと競争にならないのです。
競争せずに公立中学校の先生が確実に生徒を輪切りにして割り振ってもらえる。
そして,無償化で授業料も税金で払ってもらえる。
大阪府の私立高校はなんとも幸せな企業なのです。
これって,正常なことなのでしょうか?(大切なことなので2回目)
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