[2010年9月23日]
今日9月23日はテニスの日です。
春の全国選抜というと高校野球をイメージするだろうが,他のスポーツもやっている。
今日はテニスの京都府予選を観に行った。
女子は決勝が外大西VS立命館宇治
外大西が3−1で優勝。
3位どうしで順位戦が華頂女子VS同志社女子
同志社女子が勝てば,本戦で対戦済の立命館宇治との代表決定戦はないが,華頂が勝てばさらに京都府代表順位2位をかけて対戦することになる。
華頂はS1の選手が足を痛めており,試合開始すぐにリタイア。
華頂0−1同女
D1,D2は華頂が圧倒した。
華頂2−1同女
勝負はS2とS3に。
S3は華頂がゲーム3−0とリードするも,挽回され,接戦のまま終盤へ。ゲーム5−6くらいから流れが同女に傾き華頂が逆転負け。勝負はS2に。
華頂2−2同女
S2ははじめからレシーブキープが続く。
華頂がサーバー側の時はアグレッシブに攻めてミスが多くなる展開。レシーブサイドでは慎重にいくので得点が入る。
こういう試合は,まずディフェンシブに入って,チャンスをひたすら待つ我慢のテニスが必要だが,それをはじめからコンスタントにやっていたのは同女の選手。
華頂0−1同女
華頂1−1同女
華頂1−2同女
華頂2−2同女
華頂2−3同女
華頂3−3同女
華頂3−4同女
華頂4−4同女
ここまでは,華頂のミスが多く,いつ同女が突き放すかという展開に見えた。しかし面白いもので,一瞬集中力がとぎれた隙をついて華頂がサービスをキープ。
華頂5−4同女
華頂6−4同女
華頂6−5同女
華頂7−5同女
ここでS3が終了し,勝負のかかったいわゆる天秤になった。
30−30まで行き,ジュースが続き,あと2本で勝利だが,華頂とれず。
逆に同女に流れが行きかねない雰囲気。
ここで華頂のミスが続き,30−0となる。
ゲーム7−7になると全く流れは同女に傾く。
しかし,ここで逆に同女選手緊張したのかミスを続ける。
華頂のマッチポイントが静かにおとずれた。
ここももう少しもつれる雰囲気であるが,華頂選手の深いリターンが入り,同女わずかにバックアウト。
華頂が順位戦の切符を手にした。
近畿大会京都府代表をかけた順位戦
華頂女子VS立命館宇治
実は昨年は全く同じ対戦で立命館宇治が勝利している。
華頂はオーダーを変えて,先ほど殊勲の勝利をあげた選手をD1にして,1年生と組ませた。立宇治は決勝と同じオーダーだ。立宇治はS1,S2とD1に実力者がいる。D1をとると大きい。
華頂S1は同女戦同様にリタイア
華頂0−1立宇治
華頂のS1がプレーできないので,立宇治は実力ナンバー1の選手をD1にもっていくなどできたはずだが・・・
ダブルスは華頂が圧倒
華頂2−1立宇治
先ほどの試合で後半失速して悔しい負け方をしたS3に出ていた選手がこの試合はS2で出場。相手もかなりの実力者で,立宇治に分があるかと思われた。昨年はこの選手が1年生で華頂の2年生エースを倒して勝利に貢献しているのだ。
しかし,やや受けてしまったか,華頂の選手の気力の前にミスを連発。華頂選手も力を出せずに負けた直後で,期するものがあったのだ。華頂が後半圧倒して8−4でS2を制し,近畿大会出場を決めたのであった。
雨の中の激闘であった。
華頂の顧問の選手がミーティングでおっしゃっていた。
今年ほど団体戦らしい勝利ははじめてだと。
今までは個人の力で勝ってきた面がある。
今年はS1選手がけがをし,選手も飛びぬけた実力の者がいない。
オーダーを工夫してもぎとった勝利だ。
華頂の選手は11月の近畿大会で7位に入れば全国選抜に出場となる。ぜひ頑張ってほしい。
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